[Live Report] 「絆2015」東日本大震災 帰還困難者支援 チャリティーコンサート

チェリーレーン ライヴ・イン 「絆2015」東日本大震災 帰還困難者支援 チャリティーコンサート

東日本大震災帰還困難者支援チャリティコンサート「絆2015」が盛況のうちに無事終了しました。これもひとえにご来場くださったお客様の賜物と、関係者一同感謝しています。ほんとうにありがとうございました。

 

チャリティの結果報告は実行委員長から発表されていますので、音楽担当のアタクシ、ピーター奥田はコンサートの様子を時間を追って書いてみようと思います。

当日朝9時にスタッフが集合、受付、写真パネル、配布物の準備、舞台の袖幕吊りこみ、客席椅子並べ、そして音響機材設置を手分けして実施しました。音響機材はいつものアコースティックライヴ@Kitamotoで使う機材の倍以上の分量があり大変でした。

 

10時に一般の出演者が集合、ここでミーティングを実施して今日一日の段取り、諸注意事項を確認しました。

 

引き続きリハーサルを開始、出演団体それぞれ今日の予定曲を実際の舞台でお試し演奏、本番に備えました。

 

その後ゲストも続々到着し、エンディングまでのリハーサルが終了したのは13時、なんとか開場時間に間に合いました。

 

その間にも裏方のスタッフたちはお弁当の手配、打ち上げの手配、案内看板の設置、問い合わせへの対応など頑張ってました。Office K-StyleのM氏も取材に来てくれた新聞、ケーブルTVのクルーへの対応をしつつ、自身もカメラを離さずシャッターを切り続けていました。その写真は「絆2015」のホームページ に掲載されています、ぜひご覧になってください。

 

コンサートそのものは出演者とお客様一体となった感じで進行しました。

 

実行委員長の挨拶に続いて、オープニングを飾ったのは「FRETS V」です。緊張のためか右手と右足が同時に出てるような感じの歩き方?での登場でしたが演奏が始まるとそこはさすがにビシッと決めてくれました。「FRETS V」のみなさんオープニングの大役、お疲れ様でした。

 

続いて「FRETS IV」「FRETS III」「FRETS II」「FRETS I」「北本高校軽音楽部イーファン、Я、True Dreamersの3バンド」「グレース・ラギ冠城」「ジェリー谷塚」「ロッキー森」「ハッピー中村」「ムー&リョウ」「ベツクリ」「KSO」「The DAX」「橘光顕(みつあき)」「なかまちひろし」「チェリーレーン」とコンサートはどんどん盛り上がって行きました。

フィナーレでは「ふるさと」を全員で大合唱、最高の盛り上がりでめでたくコンサートを終えることができました。

 

これだけ出演者が次々と出るコンサートって他には「紅白歌合戦」くらいしかありません(笑)。


進行もスムーズで終演時点でジャスト16時、ドンピシャリのタイムキープでした。KSOのピーター川畑はマイクのセットや出演者の呼び出しなど段取り良くやってくれました。PP&Mファンクラブ のピーター長谷部はKSOのポール坂本と一緒に音響のエンジニアとしてがんばりました。

 

終演後の片付けも大勢でやると早いですね、あっという間に終了。打ち上げも一人ずつ感想などを語ってもらい、楽しく盛り上がりました。

 

最後にこのコンサートの実行委員として協力してくれた、(有)大橋工務店、(有)加藤土建、(有)清水アパート管理、成井モータース、Office K-Style、オクダプランニング、平和と緑の会の皆様の友情に感謝してアタクシ、ピーター奥田の報告記事を終わります。

3月11日(水) 追記

橘光顕さんが代表を務める「東日本大震災に咲く会 ひまわり」主催の「東日本大震災追悼式」に出席しました。


第一部「黙祷の会」第二部「語らいの集い」どちらも大勢の方がいらっしゃいました。4年が経過した今もなお避難生活が続くみなさんの声を直接聞くことができました。


「復興は進んでいる」という実感は持てない、問題や悩みはますます「個人の中に蓄積」し、「細分化が進み多岐にわたる」ようになった。ほかにも「子供がPTSDで心の問題を抱えている」などという話も聞きました。


ただただ話を聞くだけのアタクシ、ピーター奥田、なんにもできない無力感をひしひしと感じました。


一日も早い故郷への帰還が実現することを願って黙祷をしてきました。

ピーター奥田記